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琳派

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琳派 ( りんぱ )

江戸時代における絵画を主とする工芸、書などの装飾芸術の流派。
光琳派あるいは宗達光琳派ともいう。
俵屋宗達に始まる画風を尾形光琳が大成し、酒井抱一へと発展した。
絵画は技法、表現ともに伝統的なやまと絵を基盤とし、画面の豊かな装飾性が特色。
この派の作家としては宗達、光琳、本阿弥光悦、抱一のほか尾形乾山、深江芦舟、渡辺始興、立林何帠らがあげられる。

江戸時代の絵画の一流派。
俵屋宗達・本阿弥光悦を祖として尾形光琳が大成し、酒井抱一などに受け継がれた。
鮮麗な色彩や金泥(きんでい)・銀泥を巧みに用いた装飾的な画風を特色とする。
宗達光琳派。光琳派。

桃山時代後期、京都に興った美術の流派。
〈宗達光琳派〉ともいう。
本阿弥光悦と俵屋宗達が創始し、尾形光琳・尾形乾山によって大成。
絵画をはじめ書や工芸も含む総合性をもち、江戸時代を通して栄えた。

桃山時代後期に興り、近代まで続いた造形芸術上の流派。
宗達光琳派とも呼ばれ、本阿弥光悦と俵屋宗達が創始し、尾形光琳・乾山兄弟によって発展、酒井抱一、鈴木其一(きいつ)が江戸の地に定着させた。
その特質として
(1)基盤としてのやまと絵の伝統、
(2)豊饒な装飾性、
(3)絵画を中心として書や諸工芸をも包括する総合性、
(4)家系による継承ではなく私淑による断続的継承、などの点が挙げられる。 
刀剣の鑑定、磨砺(まれい)、浄拭を業とする上層町衆の家に生まれた光悦は、寛永三筆の一人に数えられる書家であり、陶芸や漆工の分野でもたぐいまれな作品を遺した。

一般の説明とは違い骨董品業界の場合は、特殊な言い方や表現があり戸惑われる方もおられますが、昔からの習慣や慣例に基づき続いている古い業界なので、大きく物事をとらえて頂き骨董品や茶道具を連想して考えて頂ければ、と思います。

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