刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
品番:X-1940
価格:売却済
明治時代から100年以上続く京都の 陶芸家、赤沢露石の飾皿です。
この飾皿は4代目の作品で、鳳凰の 図柄 が華やかで素晴らしい 交趾焼 の逸品です。
交趾焼とは、元々中国の焼物ですが、その交趾焼を、江戸時代の京都の陶芸界においては日本らしさを加えて取り入れ、新しい焼物のスタイルの交趾・交趾写として親しんできました。
共箱 に入っており、大切に仕舞われていたようで、ひび割れや欠け等無く、非常に 保存状態 の良い品物です。
この作品はお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。
店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。
交趾焼は主に茶の湯の世界で珍重され、香合 が特に尊ばれています。
江戸時代に 数寄者 の間で作成された香合番付では、交趾の香合がその上位を占めていました。
茶の湯 で珍重されるという事で、京都において楽家や永楽善五郎がその写しものを制作した事から、九谷焼や日本の 京焼 でもその写しが作られることとなり、その制作は全国で行われました。
永楽が携わった紀州徳川家の偕楽園焼は、紫と浅葱色と呼ばれるトルコブルーを基調にした法花の和製の 作風 です。
交趾焼の著名な作家には、青木木米や赤沢露石などがおり、二代 赤沢露石は昭和18年に交趾焼で技術保存作家認定を受けています。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。