販売商品 product

品番:X-1894

価格:売却済

銘々皿 海老図

この銘々皿は、丁寧に 漆塗 りが施され、図柄 も海老図が丁寧に描かれ、昔の 職人技 が素晴らしい 逸品 で、綺麗な作品です。
蒔絵が綺麗な銘々皿で、いろいろな時に使え便利な逸品だと思われます。
共箱 は有りませんが、大切に保存されてきた 保存状態 の良い、変色も無い品物です。
平蒔絵で丁寧に海老が描かれており、ひび割れ等無く、現在でも十部分使用可能な作品です。
この作品はお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。
店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。

蒔絵 について少し説明させて頂きます。
この作品のような平蒔絵には消し平蒔絵と磨き平蒔絵があります。
消し平蒔絵は、漆を使って出来るかぎり薄く絵を描き、その上に消し金粉と呼ばれる金粉を粉筒または真綿に付けて蒔きます。
また磨き平蒔絵は、消し金粉より粒子の粗い金粉を蒔きます。消し平蒔絵に比べて、より光沢のある蒔絵になります。
この作品のような蒔絵の作品は、漆器 の表面に漆で絵や文様、文字などを描き、それが乾かないうちに金や銀などの金属粉をまき、定着させる技法です。
もしくはその技法を用いて作られた漆器で、日本独自の漆工芸で、奈良時代から始まっています。
金銀の薄板を定着させる平文蒔絵や、漆器表面に溝を彫って金銀箔を埋め込む沈金蒔絵、また夜光貝、アワビ貝などを文様の形に切り透かしたものを貼ったり埋め込んだりする螺鈿細工などがあり、日本の漆器における代表的な蒔絵 技法 です。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

綺麗な漆芸作品の蒔絵が描かれた、茶道具の棗の茶道具宅配買取を頂きお譲り頂きました。

写真25枚あります。くわしくはこちら この作品は昭和初期頃作られた漆芸作品の岡本漆専堂の茶道具の平棗で買取ました。非常に 細密 な蒔絵が施され、伝承 された素晴らしい 職人技 が冴える逸品です。内側も底部も非常に細かく丁寧に 梨地 の 蒔絵 が施されており、内側には「表千家 即中斎宗匠」の 花押 があり買取ました。表千家 即中斎宗匠の 書付 が付いており、「桐蒔画  平棗」と 銘 が付けられた漆芸作品です。岡本漆専堂の作品ですが、蒔絵 の 技巧 が素晴らしい漆芸作品で、現在では見られない高度な蒔絵技術を駆使した昔の職人技が素晴らしい 棗 です。岡本漆専堂(おかもとしっせんどう)は、京都を代表する 老舗 の 漆器 店で、茶道具や高級 漆器 を製作しています。表千家とゆかりが深く、茶道に貢献してきました。採光の加減で白く光っておりますが、非常に 保存状態 の良い未使用品の ような逸品で、二重箱の共箱が付いております。 日本の漆塗につて 漆器は、奈良時代に中国から、螺鈿、平文、漆皮、漆絵、乾漆 などの技術が伝わったとされています。その後、日本特有の漆器の 技法 を発展させ、素晴らしい作品が作り出されました。漆器といえば、輪島塗 が一番有名です。その他にも、日本国内には多くの 漆器 の産地があります。その他、蒔絵 で有名な金沢漆器、何重にも塗り重ねた馬鹿塗で知られる津軽塗、軽くて丈夫な山中漆器など、それぞれの地域の中で育まれてきました。それぞれ、作り方や漆の塗り方など、独自の技術を持ち、特徴のある製品を作っています。