販売商品 product

品番:X-1670

価格:売却済

茶杓 武者小路千家 十二代 愈好斎

武者小路千家(官休庵) 十二代 愈好斎の自作の 茶杓 です。
共箱 も付いており 保存状態 も良く、未使用品のような 逸品 です。
この茶杓の は「唐錦」で、意味は、唐織りの錦・中国から渡来した錦。
その紅色の混じる美しさから、多く紅葉などに例えられており、主に秋の季語として使われており、茶の湯 では秋に使用される茶道具の茶杓です。

武者小路千家(官休庵) 十二代 愈好斎は、久田家十代久田宗悦の次男として1889年に生まれますが、武者小路千家十一代一叟宗守に息子がいなかった為、養子として迎えられました。
幼少期に養父が亡くなり、表千家に引き取られ碌々斎宗左、惺斎宗左などから茶道を学びました。
東京帝国大学卒業後に武者小路千家を再興させ、十二代目を継ぎます。
その後、優れた門弟を輩出するなど数多くの功績を残し、64歳でこの世を去ります。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

中国美術の昔の玉で出来た湯冷ましを茶道具出張買取依頼を頂き、お譲り頂きました。

写真が13枚あります。くわしくはこちら 中国 骨董品 の湯冷ましで、時代は清朝時代の作品だと思われます。可愛いモチーフで、丁寧に彫られた昔の 職人技 が光る湯冷ましで、色味 も素晴らしい 逸品 で買取ました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物で、傷んでいるところはありません。ご覧のように細部まで丁寧に作られており、非常に出来の良い作品で高価買取させて頂きました。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 湯冷ましについて少し説明します。 お茶に使用する湯を冷ますための茶器で、湯の温度を効率良く下げるため底より口の方が大きく作られています。日本独特のお茶である玉露は60℃前後が適温ですが、ティーポットややかんで沸かしたてのお湯は熱いので、美味しくお茶を頂くのに方法として湯冷ましが作られました。湯冷ましは日本独特のお茶の玉露を最高の状態で美味しく飲む道具として作られ、日本が考えた独自の茶道具です。