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品番:X-1668

価格:売却済

白井半七 蓋置

この 蓋置 は白井半七の乾山写の作品です。
保存状態 も良く、綺麗な 共箱 も付いております。
絵付赤絵 に近い 釉薬図柄 が面白い逸品です。
乾山写しとは、尾形 乾山の作品を元に描かれた逸品です。
尾形乾山とは江戸中期 寛文三年から寛保三年にかけての陶工で、京都に生まれ、「乾山焼」など数多くの作品の礎になる 名品 を作り上げた有名な陶工です。

白井半七は、初代白井半七は京都の土風炉師から技法を修得し、1600年代後半に土風炉を中心とした茶器を数多く制作していました。
江戸時代に活躍した今戸焼の名工と呼ばれる人物です。
其の後、九代目は兵庫県三田市大原へ移窯し、そこで白井半七の伝統を守り続け、現在でも続く今戸焼の名の知れた系譜です。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

多数のアンティークの品物で骨董品宅配買取依頼を頂き、このような古道具の品物もお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら この酒器一対は木製で出来た盃で、周りに蒔絵が施されており買取ました。小さな作品ですが、丁寧に 蒔絵 が施されております。割れたり欠けたりしているところも無く、保存状態 も良く、大切に使われてきた品物で買取ました。綺麗な共箱に入っております。この 骨董品 は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。お店で販売している安価な品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。 この作品は平蒔絵ですが、特殊な研ぎ出し蒔絵について説明します。 研ぎ出し蒔絵は漆と蒔絵の面が均一になっているために、表面を強く傷つけたり、意識的に削らない限り金粉が取れません。平安時代に大きく発展し完成した 技法 で、漆を上塗りして塗りを完成させる前の段階の器に対して、平蒔絵の要領で蒔絵を施します。蒔絵が乾いた後に最終の上塗りをします。塗込みと呼ばれる工程で、絵や文様を含んだ器面全体に黒呂色漆を塗り重ねることが、平蒔絵との最も大きな相違です。研ぎ出し蒔絵は平蒔絵のような直接の光り方をせず、落ち着いた光を放つので、最後の研ぎの工程により、金粉をどれだけ美しく出せるかが技術の差です。