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品番:X-1652

価格:売却済

志野 香合

この作品は作家の逸品で、裏千家の宗匠の 書付 が付いています。
非常に綺麗に作られた可愛い逸品で、茶の湯 では人気の作品だと思われます。

志野焼について少し説明させて頂きます。
志野焼は、美濃焼の一種で、岐阜県で安土桃山時代に焼かれた白釉を使った焼物が元々の発祥です。
志野焼には、赤志野や鼠 志野 などいくつかの種類があり、同じく美濃焼の一種である瀬戸黒とともに重要 無形文化財 に指定されている 技法 や、岐阜県の重要無形 文化財 に指定されている技法があります。
製作方法は、可児市久々利から土岐市泉町久尻にかけて産出する、耐火温度が高く焼き締りが少ない五斗蒔粘土やもぐさ土という鉄分の少ないやや紫色やピンク色がかった白土を使った 素地 に、志野釉と呼ばれる長石を砕いて精製した白釉を厚めにかけて焼かれています。
通常、釉肌には肌理の細かい 貫入 や柚肌、また小さな孔が多くあり、釉のかかりの少ない釉際や口縁には、緋色の火色と呼ばれる赤みのある景色が現れることもあります。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

秦蔵六の金属工芸作品の香炉を骨董品出張買取を頂き、お譲り頂きました。

写真が30枚あります。くわしくはこちら この 金工作品 は鍍金の香炉で、重量感 のある作品で買取させて頂きました。二代 秦蔵六の作品で、共箱で二重箱が付いており、非常に出来の良い香炉です。シンプルな 香炉 ですが、彫金細工が丁寧に施されており、貴重な二代秦蔵六の名品です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。このような 金工作品 は高価です。秦蔵六は、江戸時代末期から続く京都の 鋳金 家で、代々青 銅器 の 名品 を数多く製作しています。 作品の若造りや 晩年 の作品で買取価格が変わります。 作家ですが、売却価格のお問い合わせを頂くときに作家の名前で聞かれる時がよくありますが、小品でも時間をかけたこのような力作と若年の作品とでは若年に作られた作品は安価です。また 若書き と 晩年 では、独自の境地を作った晩年の作品は一般的に高価に取引されています。またそれぞれの作家によっても、得意な図柄や人気のある 図柄 があり、それぞれの品物によって価格が大きく変動します。大量生産出来ない、一点物の古美術 骨董品 には、相場価格はあまり関係無いのです。そんなことでこの世界には、鑑定 士という資格はありません。