刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
価格:売却済
この金工作品は煎茶道具のなかでも紹美栄祐の貴重な 名品 です。
丁寧に彫金細工が施され、さすが紹美栄祐と思わせる、昔の 職人技 が素晴らしい逸品です。
蓋の摘みも、玉が施され、当時でも高価な 煎茶道具 だと思われます。
持ち手は、鉄で作られており、鉄は硬くて細工がしにくく、貴重な 逸品 です。
紹美栄祐
九代金谷五郎三郎に師事して鎚起と金属着色を学びました。
紹美栄祐は江戸末期から明治時代に活躍した、京都の 彫金家 です。
江戸時代には、鍔、目貫、小柄などの 刀装具 は装飾性が高まっていったが、明治時代に入り、廃刀令によって日本刀の需要を失うと、栄祐らは装剣金工で培った 彫金細工 や 象嵌細工 の技術を駆使し、花瓶 や 香炉、装身具といった 金工作品 を製作する。
明治11年(1878年)パリ 万国博覧会 銀牌受賞、明治22年(1889年)パリ万博 金賞受賞、明治28年(1895年)緑綬褒章授与。
このように国内外の 博覧会 で 受賞 を重ねました。
作品は銅合金の鮮やかな着色とつやが特色で、金属象嵌作品の輸出振興にも尽力されました。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。