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品番:X-1539

価格:売却済

中国美術の民窯花瓶

本来では中国では明末清初頃に作られたは民窯の粉彩陶磁器ですが、この 逸品 は後作りだと思われます。
明末清初頃の名品の市場価格は一千万円を超える作品もあります。

明末清初頃の中国の陶磁器を説明しておきます。
清時代までに中国の 古陶器 は、頂点を迎える素晴らしい、開発や技術の進歩によって明末清初には 名品 と呼ばれる陶磁器が数多く生産されました。

この時代には、康熙(こうき)年間〔1662~1722〕には御器廠が再開され、端整な宮廷用の 陶磁器 が生産され、雍正(ようせい)年間〔1723~1735)と乾隆(けんりゅう)年間〔1736~1795〕には生産技法も最高潮になり、粉彩と呼ばれる七宝の 技法 を用いて作られた磁器も生まれました。
一方、日本の時代では江戸時代頃ですが、官窯 が衰退していく明末清初には民窯が活発になり、景徳鎮の民窯では 金襴手 や芙蓉手などが焼かれ、輸出先の好みに合わせた製品を生産されるようになりました。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

中国美術の昔の玉で出来た湯冷ましを茶道具出張買取依頼を頂き、お譲り頂きました。

写真が13枚あります。くわしくはこちら 中国 骨董品 の湯冷ましで、時代は清朝時代の作品だと思われます。可愛いモチーフで、丁寧に彫られた昔の 職人技 が光る湯冷ましで、色味 も素晴らしい 逸品 で買取ました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物で、傷んでいるところはありません。ご覧のように細部まで丁寧に作られており、非常に出来の良い作品で高価買取させて頂きました。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 湯冷ましについて少し説明します。 お茶に使用する湯を冷ますための茶器で、湯の温度を効率良く下げるため底より口の方が大きく作られています。日本独特のお茶である玉露は60℃前後が適温ですが、ティーポットややかんで沸かしたてのお湯は熱いので、美味しくお茶を頂くのに方法として湯冷ましが作られました。湯冷ましは日本独特のお茶の玉露を最高の状態で美味しく飲む道具として作られ、日本が考えた独自の茶道具です。