刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
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価格:売却済
この作品は九代 大樋長左衛門の 逸品 で、彼を代表する品物です。
九代 大樋長左衛門は、十五世裏千家鵬雲斎宗室より陶土斎の号を受け、大樋焼のなかでも名工で、大樋焼 独特のねっとりとした 飴釉 の茶碗はもとより黒茶碗にも傑作を残している。
この作品は九代 大樋長左衛門の得意とする 技法 で、たっぷりとした二重掛けの黒釉が作り出す黒幕釉を創案し、その絶妙な垂れの景色は高い評価を受けており、この作品も同じ製法で作られており名品です。
十五世裏千家鵬雲斎宗室の 書付 もついており、保存状態 も非常に良い逸品です。
大樋焼の始まりは、江戸時代に長左衛門が現、金沢市大樋町に 楽焼 の土を見出したことで大樋焼と称されました。
前田家の御用 窯 として使え、その後、茶道の普及で栄えた。
大樋焼は、轆轤 は使わず手で捻りながら成形し、ひとつひとつ箆で削りながら造り上げる製法です。
九代 大樋 長左衛門の簡単な略歴
九代 大樋 長左衛門、(明治34年~昭和61年)石川県に生まれる。
八代大樋長左衛門の次男で、本名は長次郎、号は陶土斎、父に 師事 して作陶をする。
手捏ねによる樂焼本来の 伝統 的手法を忠実に守り歴代の中でも優れた陶才を発揮。
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