写真が21枚あります。くわしくはこちら
時代は江戸時代の鍔です。鉄味 の良い作品で、透かし彫り が施された面白い 図柄 の鍔で買取ました。細かく綺麗な菊の象嵌細工が施され、また周りの透かし彫りにもバランスよく 象嵌細工 が施されております。長年の時代を経てきた風格が見られる 骨董品 で、ご覧のように、保存状態 の良い品物で買取させて頂きました。採光の加減で白く光っております。このような 古い時代 の刀装具の 鍔 は高価にお引き取り出来ます。
刀装具 は、鍔、小柄、笄、目貫、縁頭などに簡単に分類されます。なかでも 小柄 ・笄・ 目貫 は「三所物」と言われ貴重な刀装具として大切に扱われました。彫金 技法 には主として彫る技法、嵌める技法、打つ技法がありますが、刀装具には 日本古来 の このような 伝統 技術 の 象嵌細工 や 彫金細工 などの精巧な 彫刻 が施されています。やはり一番の人気は鍔ですが、明治時代に活躍された金工作家で 帝室技芸員 や 人間国宝 の作品は高価です。