刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
価格:売却済
全体 縦幅約 105cm 横幅約 30cm
本紙 縦幅約 22cm 横幅約 17cm
本紙は 紙本 です。
読みは「独笑庵にひと夜やとりて 九月〇のあしたに 契沖
朝日さす きりまのこずゑみる宿は 秋のくれとも おもはざりけり」ですが、〇の部分が読めず、わかりません。
書かれた当時のままの表具で、表具裂が素晴らしい逸品で、江戸期の掛物の風格が漂う作品です。
古い時代 の作品ですが、ご覧のように、状態の良い掛軸です。
当店は古筆専門の店ではないので、読めない字がありますが、ご了承下さい。
契沖(1640年~1701年)は、江戸時代中期の真言宗の僧で、古典学者。
現在の兵庫県尼崎市で生まれた。
11歳で摂津国の妙法寺の丯定(かいじょう)に学び、その後に高野山で東宝院快賢に師事、五部灌頂を受け阿闍梨の位を得た。
延宝7年に妙法寺の住持となり、亡くなるまで古典の研究に勤しんだ。
契沖仮名遣と呼ばれる表記法は、のちの歴史的仮名遣の成立に大きな影響を与えている。
元禄14年、円珠庵にて62歳で入寂。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。