刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
品番:D-36
価格:¥450,000-
横幅最大約 17.5cm 縦幅最大約 17.5cm 取っ手を含む高さ約 39.8cm
落とし 直径最大約 8.5cm 高さ約 22cm
初代 田辺竹雲斎の竹花籠です。
明治時代から昭和時代にかけて作られた作品です。
この作品の材料に使われている竹は、現在では手に入らない煤竹で、昔の囲炉裏端で百年以上燻され、天然の色合いが素晴らしく、現在では作れない貴重な味わいや優雅さが感じられる 逸品 です。
現在ではあまり見られない、力強い竹の編み方が非常に面白い 竹籠 です。
長年の時代を経て使用されてきた竹の味わいが随所に見られます。
折れたり割れたりしているところは無く、共箱で共布が付いており、作品は非常に状態の良い作品です。
古い時代 のものですが、しっかりした昔の 職人技 が素晴らしい逸品で、今でも十分使用可能です。
昔の職人技が素晴らしい 茶道具 や 骨董品 は、高価買取させて頂きます。
初代 田辺竹雲斎(本名)常雄は明治10年 (1877) に生まれる。
12歳で当時名エとして 著名 であった大阪の初代和田和一斎に 弟子 入りし竹芸を学ぶ。
明治34年常雄24歳の時、和一斎のもう一つの 号 であった竹雲斎を譲られ独立する。
明治36年 (1903) 第五回内国勧業博覧会に出品。その後数々の博覧会等で 受賞 を重ねる。
明治43年 (1910) 堺に居を移す。
大正 3 年 (1914) 大正天皇の大阪府行幸の際、竹雲斎の「柳里恭式釣り 花籠」と「丸型柳里恭式釣り花籠」が展覧を賜り献納された。
大正14年(1925)パリ装飾美術 博覧会 にて「柳里恭花籃」が銅賞を受賞。
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