刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
価格:売却済
横幅最大約 28.5cm 縦幅最大約 28.5cm 取っ手を含む高さ約 42cm
落とし 直径最大約 11cm 高さ約 17.2cm
材質は煤竹です。
初代 田辺竹雲斎(1877年~1937年)の作品です。
初代 竹雲斎と言えば、日本の竹芸作家ではトップの著名な作家で、昔ながらの 職人技 が生かされた、大振りで力強い竹の編み方が非常に面白い 竹籠 です。
取っ手の部分や縁の部分は、現在では非常に貴重な竹根で出来ており、今では滅多にお目にかかれない逸品です。
全体の形と竹の編み方が非常に面白く、優雅さや味わいの良さが漂う、さすが初代 竹雲斎と思わせる存在感のある 名品 です。
材料に使われている竹は、昔の囲炉裏端で百年以上燻され、天然の色合いで、現在では手に入らない煤竹です。
購入された昔の 共箱 で共布が付いております。
採光の加減で白く光っておりますが、写真でご覧のように、傷んでいる所も無く、保存状態 の良い品物です。
著名 な作家の作品で、昔の職人技が素晴らしい 竹籠 は、高価買取させて頂きます。
初代 田辺竹雲斎 1877年~1937年
大阪尼崎の生まれ、本名は常雄。
初代・和田和一斎に 師事 し、1901年に独立して、竹雲斎と名乗った。
第25回パリ 万国博覧会 で 受賞 し、ドイツにも竹芸作品を輸出、国内外で活躍した。
煎茶や華道にも精通しており、古矢竹や竹根を使った独特の 作風 を確立した。
唐物を得意とし、重厚な作品を制作した。
また、多くの 弟子 の育成、竹芸界の 重鎮 として活躍し、大阪市より功労賞受賞している。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。