刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
品番:T-52
価格:¥350,000-
縁 横幅約 3.8cm 縦幅約 2.3cm 厚み約 1.2cm
柄頭 横幅約 3.5cm 縦幅約 1.8cm 厚み約 0.8cm
今回以降数回にわたり掲載させて頂く刀装具は、競り市やオークションで買い受けた作品では無く、明治時代の コレクター のお孫さんより、一括で直接買い受けた品物で、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
そのような作品で、日本美術刀剣保存協会の認定証は取っておりません。
作者は綾小路永峯で、江戸時代中期の金工師、通称を次郎三。
この作品のように、和漢の人物図を高彫金色絵にした工法が得意で縁頭を多く残しています。
小さな作品ですが、赤銅 の地肌に 緻密 に施された 魚子地 模様が素晴らしい 逸品 で、唐子や唐人、また風景の彫金細工や象嵌細工が 細密 で丁寧に施されており、綾小路永峯の作品の中でも名品と思われる逸品です。
ご覧のように 伝承 された日本ならではの 職人技 の素晴らしさが窺える 名品 です。
作品には「永峯」と 銘 が入っており、最近では殆ど見る事のない江戸時代を代表する刀装具の逸品です。
長年の時代を経てきた重みのある風格が見られる作品で、ご覧のように、保存状態 の良い品物です。
採光の加減で白く光っております。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。