刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
品番:Z-21
価格:¥200,000-
全体 縦幅約 196cm 横幅約 43.2cm
本紙 縦幅約 106cm 横幅約 31cm
鶉に粟のような植物が描かれており、秋らしい 図柄 の逸品です。
非常に 細密 に描かれており、江戸時代の 日本画 の素晴らしさが表現された、現在では見られない 名品 です。
銘 は土佐光起と入っておりますが、古筆 の極めは付いておりません。
当店は日本画の専門店ではないので詳しくはわかりませんが、優雅な雰囲気の掛け軸で、非常に 緻密 に描かれております。
表具も当時の古裂が使われており、見事な掛軸です。
直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
長年の年月を経てきた 逸品 ですが、ご覧のように目立ったシミや汚れも無く、保存状態 の良い綺麗な 掛軸 です。
購入当時の素晴らしい表具が施され、絹本 地で立派な二重箱が付いております。
土佐光起(1617年(元和3)~1691年(元禄4)75才没)
大阪堺生まれで土佐光則の子、幼名は藤満。江戸前期の 土佐派 の 画家。
寛永11(1634)年父光則に従って京都に移住。1634年(寛永11)父とともに京都に移住。
室町末期の家系断絶以後、途絶えていた土佐家の宮廷の絵所でしたが、1654年38歳のとき、宮廷の絵所預に任じられ、宿願でもあった土佐家再興を果たした。
江戸時代の土佐様式をつくりあげ「土佐派中興の祖」とも呼ばれている。
その 画風 は日本の 伝統 的な絵画様式「やまと絵」の濃厚な彩色を捨て、狩野派 や宋元画を取り入れ軽みのある美しい装飾美に溢れたものでした。
中国南宋の宮廷 画家 たちが得意とした 緻密 かつ 写実的 な 花鳥画 なども得意とした。
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