刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
品番:T-57
価格:¥150,000-
縁 横幅約 3.8cm 縦幅約 2.1cm 厚み約 0.8cm
柄頭 横幅約 3.5cm 縦幅約 1.8cm 厚み約 0.4cm
今回以降数回にわたり掲載させて頂く 刀装具 は、競り市やオークションで買い受けた作品では無く、明治時代の コレクター のお孫さんより、一括で直接買い受けた品物で、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
時代は江戸時代の作品です。
小さな作品ですが、赤銅 の地肌に金銀象嵌の扇子のおめでたい図柄の縁と柄頭です。
扇子の 図柄 には、さすが昔の 職人技 と思わせる松にしめ縄の丁寧な彫金細工が施されております。
「春明法眼」と 銘 が入っており、日本美術刀剣保存協会の認定書が付いております。
採光の加減で白く光っておりますが、長年の時代を経てきた重みのある風格が見られる作品で、ご覧のように、保存状態 の良い品物です。
春明法眼
河野春明は天明七年に江戸で生まれ、享和二年十四歳の時に柳川直春に入門し、文政の初め頃に法橋に任じ、次いで法眼に叙せられた。春明は旅を好み主として東北地方に遊び、修行と共に地方の豪農や富豪の注文にこたえて製作もしたという。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。