茶道具出張買取で裏千家鵬雲斎の書付がある棗をお譲り頂きました。
¥180,000-
写真35枚掲載、クリックしてご覧下さい。
価格:売却済
直径約 7cm 高さ約 7.2cm
材質は木製です。
時代は江戸時代頃のものだと思われます。
写真をご覧のように、繊細 で丁寧な蒔絵が綺麗に描かれており、内側や底には 梨地 が施されております。
日本の 伝承 された 蒔絵 の技術が集積された 逸品 で、外側の蒔絵も色々な 技法 が施され、蓋裏や立ち上がりの部分は研ぎ出し蒔絵が施されており、その部分には花が描かれており、さすが昔の 職人技 と思わせるの粋な技法が見られます。
裏千家家元淡々斎宗匠の 書付 が付いており、このように最近では滅多に見られない江戸時代の 名品 です。
参考までに、江戸時代は各諸大名のお抱え職人が 古美術工芸品 を制作しており、自分の名前や号を入れる事が許されない時代です。
この作品も無銘ですが、当時の習わしに沿った逸品のようにも思われます。
採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように傷んでいるところも無く 保存状態 の良い品物です。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。