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品番:C-2477

価格:売却済

墨 3✖✖

このような固形墨の場合は「墨は成長する」という言葉があり、特に20年から50年経ったものは「古墨」と呼ばれ珍重されるるようで、この墨もそうです。
またこの墨のような固形墨の製法は墨の原料である膠は動物性たんぱく質で腐敗しやすいため、伝統的な墨は暑い時期には製造できません。
ご覧のように保存状態も良く、大切に使われてきた古墨です。
このような墨ですが、中国の古墨は特別高価に買取いたします。

中国の近年の墨と硯について少し説明いたします。
墨丸と硯では明時代(A.D.1368-1644)文化において豪華絢爛さを示し、製墨業も隆盛を極めた時代で、墨も宋代までは松煙墨が中心であったが、油煙墨となり程君房、方于魯が代表的墨匠と言われております。この時代に様々な墨譜が発刊されましたが、有名な物に程氏の「程氏墨苑」、方氏の「方氏墨譜」があります。この時代の墨は製法はもとより用途、さらに鑑賞墨にも幅広い展開を見せるようになり、古墨といえば明墨というように代表的な意匠を確立するようになりました。
清時代(A.D.1644-1911)は、乾隆帝の文化政策から製墨業は一段と盛んになり、「乾隆御墨」として現在に伝わっております。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

近くの他府県のお客様より面白い根付の骨董品出張買取依頼を頂き、傷んでいる根付もありましたが全てお譲り頂きました。

写真が4枚あります。くわしくはこちら 時代は江戸時代の鏡蓋根付です。先代が コレクター の方より、直接買取させて頂いた品物です。古い時代 の 逸品 で、長年時代を経てきた味わい深い根付で買取しました。金工細工 の部分が少し錆びているようで、綺麗にはなりますが色が少し変わっています。ご覧のように、牙の部分はひび割れ等無く、保存状態 の良い品物です。近年、根付 類はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、当店では、日本の古い品物のみを販売しております。 富裕層が所持した 印籠 や根付は、晴れの場で身に着ける 装飾品 として 蒔絵 や螺鈿を用い、象牙や木を使い日本ならではの彫る技法の 職人技 が生かされた 逸品 が多くあります。根付は、このように蒔絵や彫りなどの細工が 緻密 であること、また制作時代、そして著名な作家の作品であるかどうかなどにより価格は大きく変わります。根付は、規格が統一されて、カタログで販売できるようなブランド品ではありません。