刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
品番:D-246
価格:¥250,000-
直径約 7cm 高さ約 7.5cm
材質は木製です。
輪島塗 の名工、一后一兆の棗です。
さすが一后一兆の作品だと思わせる、非常に華やかで 繊細 な花兎の蒔絵が施されており、内側や底部には 梨地 が丁寧に施されております。
彼の作品の中でも力作の名品で、日本の職人技が冴える素晴らしい逸品です。
裏千家家元鵬雲斎宗匠の 書付 が付いております。
貴重な品物なので共箱で二重箱に入っており、共布・栞が付いております。
採光の加減で白く光ったり、背景が映り込んだりしておりますが、保存状態 の良い未使用品に近い作品です。
一后一兆(1898年~1991年)
石川県生まれ、輪島塗の名人であり最高峰の蒔絵師として評価されています。
蒔絵 の世界に憧れて修行を重ね、日展 などに数多く入選しています。
独特の色彩感覚と他の絵師には無い大胆さ、構図力を持ち日本最高峰の蒔絵師と称されています。
特に棗に秀作を多く残しており、千家宗匠の書付認定塗師として高い評価を受けています。
その素性はあまり知られおらず、また市場に出回る作品も少なく、現在でも 茶道具 は高値で取引されています。特に 棗 は評価が高いです。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。