刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
価格:売却済
全体 縦幅約 216cm 横幅約 49.7cm
本紙 縦幅約 140cm 横幅約 35.8cm
この作品は赤松雲嶺の真筆で、日本画 を代表するような立派な青緑山水画の蓬莱山の 図柄 です。
ご覧のように、絹本 に赤松雲嶺らしく岩絵具で丁寧に綺麗に描かれた 逸品 です。
日本の掛け軸ならではの上品で優雅さが漂う存在感のある掛軸で、共箱が付いております。
購入された状態で、長年保存されてきましたが、状態も綺麗で、特に大きなシミもありません。
よく見ると、小さな蔵シミが少し入っていますが、見ていても気にならない程度で、かえって昔の作品の重厚感を醸し出しているように感じます。
現状のまま使用されていても美しい 掛軸 です。
赤松雲嶺
明治25年12月12日大阪市の生まれで、本名は好亮です。
明治32年大阪の南画家小山雲泉に 入門 し、没後、45年さらに姫島竹外に南画を学びました。
日本 南画 院同人で、また 画塾 墨雲社を主宰していました。
主要作品に南画院出品の「惜春」(2曲1双)、帝展 出品の「金風万籟」「木曾川」などがあり、他に大阪府から東久迩宮へ献上の「金剛山の図」、秩父宮へ献上の「高槻名所の図」、天皇神戸行幸の折、衝立に揮毫の「玉堂富貴の図」などがあります。
享年62才、自宅は大阪市東住吉区です。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。