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価格:売却済

井上萬二 白磁染麦彫文 壺

横幅最大約 30cm 高さ約 25cm

井上萬二の作品で彼が得意とする白磁染麦彫文の 図柄 で、共箱が付いております。
写真2のように、大振りの作品で、大人の膝の上に置いても目立つ大きさです。
ふっくらとした形や上品で優雅な図柄で、上がりも良い白磁の壺です。
井上萬二の六十周年記念の 展覧会 で購入された名品で、目録の12番に掲載されている作品です。
掲載された目録には井上萬二の直筆サインもあり、目録も一緒に付いております。

採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、非常に綺麗な品物です。
未使用品の品物で共布や共箱が付いております。

井上 萬二
1929年3月24日生まれです。
佐賀県西松浦郡有田町出身で、生家は窯元であったが軍人を志し、1944年8月に15歳で海軍飛行予科練習生となり翌1945年に復員し、父親の勧めで酒井田柿右衛門 (13代目)の元で働き始めます。
修行7年目の1952年頃に奥川忠右衛門の作品に衝撃を受け、門下生となり 白磁轆轤技法 を学びました。
1958年に酒井田柿右衛門窯を退社し、県立有田窯業試験場の技官として勤務を始めます。
その傍らで独自の意匠や 釉薬 の研究に励みました。
日本工芸会参与、有田陶芸協会顧問で1995年に人間国宝に認定されました。

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

中国美術の昔の玉で出来た湯冷ましを茶道具出張買取依頼を頂き、お譲り頂きました。

写真が13枚あります。くわしくはこちら 中国 骨董品 の湯冷ましで、時代は清朝時代の作品だと思われます。可愛いモチーフで、丁寧に彫られた昔の 職人技 が光る湯冷ましで、色味 も素晴らしい 逸品 で買取ました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物で、傷んでいるところはありません。ご覧のように細部まで丁寧に作られており、非常に出来の良い作品で高価買取させて頂きました。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 湯冷ましについて少し説明します。 お茶に使用する湯を冷ますための茶器で、湯の温度を効率良く下げるため底より口の方が大きく作られています。日本独特のお茶である玉露は60℃前後が適温ですが、ティーポットややかんで沸かしたてのお湯は熱いので、美味しくお茶を頂くのに方法として湯冷ましが作られました。湯冷ましは日本独特のお茶の玉露を最高の状態で美味しく飲む道具として作られ、日本が考えた独自の茶道具です。