刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
品番:D-104
長さ約 14.8cm 横幅約 4.3cm 高さ約 1cm 重さ約 1.9g
材質は純銀製です。
ご覧の様な丸みを帯びた非常に優雅な形で、上品な逸品です。
彫金細工や象嵌細工が素晴らしく、葉っぱの部分は四分一の象嵌技法が施され、実の部分は金象嵌を工夫した技法が施されており、色合いに異なりがありますが、合金の比率を変えた象嵌細工だと思われ、ご覧の様な優雅な色合いです。
この作品の見どころは、葉っぱや実の象嵌細工の部分は見る角度により淡い色合いを発し、当時でも不思議な象嵌技法を用いて作られており、当時はもちろん、現在でもこのような象嵌細工は見られません。
このような象嵌細工は、上から着色したものでは無く、金属の合金技法で出来ており、一生色は変わりません。
この技法は現在では見られない技法で、日本独自の関口真也ならではの技法です。
彫金細工や象嵌細工は関口真也の作品です。
鈴木長翁斎が品物の形をつくり、販売されたのが小林時計店だと思われます。
採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所も無く、保存状態 の良い品物です。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。