仏像が好きで集められていたお客様より骨董品宅配買取を頂き、数点お譲り頂きました。
売却済
写真4枚掲載、クリックしてご覧下さい。
品番:C-2268
価格:売却済
この鎧兜は、江戸時代から明治時代頃にかけて作られた逸品です。
胴丸や腹巻も寄せ集めでなく、買い求められた時から使用されていた部品が付いております。
しかし部品の一部は寄せ集めの部材も使われており買取価格もそんなに高い作品では有りません。
長年時代を経てきた味わいがありますが、各部の部品的には保存状態 の良い逸品です。
採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のような 逸品 です。
このような甲冑になった歴史的概要を説明します。
中世頃に武士の私的な防具として発生し、騎馬戦用に発達した初期の鎧は、戦いの中で整備され、さまざまな甲冑様式の成立をみます。 大きく分けると、大鎧(鎧)、腹巻(はらまき)、腹巻鎧(はらまきよろい)、胴丸(どうまる)、腹当(はらあて)の五種類です。 それぞれが特徴ある構造をしているが、これらを構成する要素は共通しており、札(さね)、金具廻(かなぐまわり)、革所(かわどころ)が基本です。一方、兜には、星兜(ほしかぶと)と筋兜(すじかぶと)の二種類があり、やはり札、金具廻、革所、そして鉢から構成されます。
近世の室町時代末期以降、堅固・軽装で、一定の方式のない当世具足(とうせいぐそく)が出現します。 大きな特徴は、身体を鎧ですっぽり覆い尽くす一方で、軽く動きやすいことにあります。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。