刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
価格:売却済
最大横幅約 44.5cm 最大縦幅約 10cm 最大高さ約 27.2cm
材質は 銅器 です。
時代は明治時代から大正時代のものだと思われます。
躍動感のある馬の 置物 で、伊藤國男(1890年~1970年、岩手県生まれの彫刻家)の作品です。
毛並みが面白く、あどけない顔の表情、また力強い筋肉が細部まで丁寧に表現された彫金細工の作品で、伊藤國男ならではのその表現方法に昔の 職人技 が光る 名品 です。
現在の作家では見られない存在感や 重量感 のある 逸品 で、当時の 共箱 が付いております。
採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物で傷んでいる所はありません。
伊藤國男(1890年~1970年)岩手県生まれの 彫刻家。
10人兄弟で家計を助けるためにある彫刻家の内 弟子 となり、その頃に馬と関ったことがきっかけで馬像を彫るようになりました。
騎兵学校や御料牧場を訪ねては馬像の制作に励み、やがてその作品は天皇陛下の元にも置かれるようになりました。
モデルとなった馬たちが次々と戦争で命を落とすことに心を痛め、全財産を費やして戦没馬慰霊像を制作しました。
生涯の全てを馬像制作に捧げたといわれている作家です。
生涯を通して馬像の制作に取り組んでおり、明治天皇の御料馬を顕彰するために制作した「花鳥号銅像」や戦争で命を落とした馬のため「戦没馬慰霊像」など、馬像の制作に生涯をささげました。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。