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品番:C-2252

価格:売却済

掛軸 水墨画 ✖✖○○

中國美術の掛軸で、水墨画の作品です。
中国美術の作品は 贋物 も多くあり、その代わり本歌の作品は買取価格も高価な 逸品 が多くあります。
この作品は 保存状態 も良く、水墨画 の昔の 職人技 がみられ、むかしから 伝承 された 技法 を使われています。
しかし時代的には、日本の時代に直すと、明治時代から昭和の作品で後書きの作品です。
表具も昔の表具裂が施され、丁寧に作られて、このような作品は後書きでも人気があり、買取させて頂きます。

水墨画の基本的描法として破墨(はぼく)と溌墨(はつぼく)の2種があり、これら二つの用墨法についてはさまざまな解釈が行われています。破墨とは、墨をもって墨を破ることで、淡墨で大体を描いてその上に濃墨を加え、濃淡の差やぼかしなどによって立体感や生動感を表現する技法であり、これに対し溌墨は、輪郭線を無視して画面に墨を溌(そそ)ぎ、一気に形体を表すとともに、墨の濃淡と勢いとによって生動感を表す技法です。前者が多分に線的で形態把握を主眼とし、どちらかといえば伝統的な骨法用筆に依存しているのに対し、後者はむしろ面的で、水暈墨章の名にふさわしいでしょう。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

茶道具出張買取依頼を頂き、染付の抹茶道具や水指をお譲り頂きました。

写真が8枚あります。くわしくはこちら この 水指し は永楽善五郎(和全)の作品で、江戸時代から明治時代頃に作られた 陶磁器 の水指で買取させて頂きました。茶の湯 では夏のお 茶会 で好んで使われていた 逸品 らしく、保存状態 も良く傷んでいる所は無く、買取ました。綺麗な 染付 で上品でしっとりした茶の湯では人気の水指だったと思われます。茶の湯 の茶人はこのような趣のある作品を好まれるようで、茶道具 には多くの種類の 諸道具 が残されています。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 永樂 和全(えいらく わぜん、1823年(文政6年)-1896年(明治29年)5月7日)は、19世紀に活躍した 京焼 の 陶芸 家。 千家十職 の一つ、土風炉師・善五郎の十二代である。江戸後期を代表する 陶芸家 の一人永樂保全(十一代善五郎)の長男で、幼名は仙太郎。十二代善五郎を 襲名 したのは1843年であり、1871年に息子の得全に善五郎の名を譲って隠居し、以降は善一郎と名乗った。