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品番:C-2234

価格:売却済

魚図 ✖✖

中国美術の作品です。
採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように保存状態の良い品物です。
余白に広がりをもたし、現在の 画家 では出来ない伝承された昔の 職人技 が面白い作品です。
中国絵画の人気が高い理由は、独特の絵画の技法にあります。
ぼかした墨で濃淡を作り出して表現される白黒の風景の味わい深さや、絵の中に絶妙なバランスで配置された繊細なモチーフなどは、まるで生きているかのようなリアリティを感じさせてくれるでしょう。以上が特徴ですが、時代も若くそこまで良い作品でもありませんが、中国絵画はこの様な作品でも結構人気があり買取させて頂きます。

中国絵画についての説明、(魚)
中国絵画は図画とも呼ばれており、線描という墨を主体とした構図に色をのせる技法が中心です。
見た目通りの風景を模写するのではなく、作者の概念で表現されていて、時には影をつけないことも。これらは日本やヨーロッパの絵画とは一線を画した特徴的な技法であるため、価値が高まっています。魚・鯰・鯉 等の魚は一般に古来より『詩経』にあるようなめでたさ・豊饒・子孫繁栄、そして登竜門伝説より成長・出世の意味が加わった吉祥画がつくられ、さらに自由な境地という士大夫の精神的な理想という寓意も重ねられました。
また年と鯰(nián)、余と魚(yú)が同音で、蓮を加え「連年有余(毎年の裕福を願う)」の意味が込められております。
鯉は、登竜門伝説より龍(陽の象徴、出世)にいたる前の姿(子)になぞらえ、男児の成長出世を願う意味となりました。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

茶道具出張買取依頼を頂き、染付の抹茶道具や水指をお譲り頂きました。

写真が8枚あります。くわしくはこちら この 水指し は永楽善五郎(和全)の作品で、江戸時代から明治時代頃に作られた 陶磁器 の水指で買取させて頂きました。茶の湯 では夏のお 茶会 で好んで使われていた 逸品 らしく、保存状態 も良く傷んでいる所は無く、買取ました。綺麗な 染付 で上品でしっとりした茶の湯では人気の水指だったと思われます。茶の湯 の茶人はこのような趣のある作品を好まれるようで、茶道具 には多くの種類の 諸道具 が残されています。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 永樂 和全(えいらく わぜん、1823年(文政6年)-1896年(明治29年)5月7日)は、19世紀に活躍した 京焼 の 陶芸 家。 千家十職 の一つ、土風炉師・善五郎の十二代である。江戸後期を代表する 陶芸家 の一人永樂保全(十一代善五郎)の長男で、幼名は仙太郎。十二代善五郎を 襲名 したのは1843年であり、1871年に息子の得全に善五郎の名を譲って隠居し、以降は善一郎と名乗った。