刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
価格:売却済
銚子
注ぎ口を含む横幅約 10.5cm 取手を含む高さ約 17.9cm
つまみまでの高さ約 8.9cm 重さ(一対で)約 587g
袴(はかま)
高さ約 8.6cm 直径約 7.3cm
この金工作品の銚子は純銀製品です。
千家十職 の一人、九代 中川浄益(嘉永2年〜明治44年)の銚子 一対で、共箱 です。
四季の草花模様の彫金細工が細部まで非常に丁寧に施されており、デザインも面白く、昔の 職人技 が素晴らしい 逸品 です。
摘みや持ち手の部分も綺麗な細工が施されております。
採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、保存状態 の良い品物です。
競り市やオークションで買い受けた作品ではなく、直接お客様より入荷した作品で、古い時代 の現状のまま販売しております。
さすが、業界でうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、未使用品のような綺麗な逸品です。
昔のお 茶道具 で、このような面白いデザインの煎茶道具は高価買取させて頂きます。
九代 中川浄益(1849〜1911)
益之助、紹芳。八代の息子。茶道衰退期に 家督 を相続。
父方の縁により三井家などから援助を受けるが、家業の建て直しが上手くいかず、逆境の中アルコール依存症となる。職人としては一流であったが、伝統工芸品 に理解のない時代だった為、世間からは認められなかった。不遇のまま死去。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。