刀装具の鍔や小柄の骨董品宅配買取依頼を頂き、このような金工作品の鍔をお譲り頂きました。
¥400,000-
写真27枚掲載、クリックしてご覧下さい。
価格:売却済
直径約 8.4cm 高さ約 1.9cm
材質は錫で出来ております。
茶托は蔵園が作っており、市川銕琅が彫刻しております。
市川銕琅は大正から昭和時代に活躍した 彫刻家 です。
市川銕琅らしい昔の 職人技 が生かされた 作風 で、躍動感のある昆虫が 彫刻 されており、緻密 な彫りの 図柄 が面白く、当時でも貴重な 逸品 でしょう。
すべて絵替わりの作品で、それぞれの昆虫が丁寧に彫刻されており、たいへん素晴らしい市川銕琅の作品です。
錫製品の為、採光の加減で影ができたり、白く光っておりますが、保存状態 の良い品物です。
このような煎茶道具の 金工作品 は高価買取りさせて頂きます。
市川銕琅 1901年(明治34)~ 1987年(昭和62)85才没。
東京調布国領町に生まれる、本名は虎蔵。
加納銕哉に 師事 し、師から「鉄良」の雅 号 を受け、大正12年(1923)22歳のとき「鉄琅」と改名。
鉄筆彫刻の最後の継承者と言われている。
写実的 な木彫と、置物 や 煎茶道具 に鉄筆で細かく自然の風物を刻むことを得意とする。
金属 茶道具 に鉄筆の自由な筆致で 花鳥風月 を描き、絵画と彫刻を結ぶ 技法 と評価されており、高い造形力や芸術的センスは、師をしのぐとも言われている。
写生力の優れた 作風 で、木彫り 師として数々の名作を残す。
奈良に住み、若年 期の細密彫刻から熟年の奈良 一刀彫 まで作品は多彩。
旭日章勲七等青色桐葉章を 受賞。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。