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品番:X-2201

価格:売却済

掛軸

この掛軸は本紙は絹本で、山水画 が描かれております。
古い時代 にはこのような山水画の水墨画が好まれ、多くの名品が残されております。
この作者はそんなに 著名 な作者ではありませんが一般的に好まれる図柄で、愛好家の方には人気のある作品です。
この掛け軸は日本画で絹本に描かれておりますが、一般的に水墨画は紙本に描かれているのが普通です。
採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物で、買取させて頂きました。

山水画の説明をさせて頂きます。
山や渓谷、川といった自然をモチーフとして、墨のみで描かれる絵画のことです。
人物画花鳥画 が実物を写し取るのに対し、創造の景色、実際には存在しないイメージとしての大自然を描くのが特徴です。
世間から離れた理想郷を表したもので人生観そのものであるともいえます。

中国で唐代後半に山水画の 技法 として成立したのが水墨画です。
特に水墨画で描かれる山水画のことを水墨山水画と呼びます。
墨のみで描かれる南宋画(水墨画)と、着色された山水画の北宋画があり、鎌倉時代に日本に伝わったのは北宋画です。
宋元の水墨山水画が輸入されたことがきっかけで、独自の墨の特徴を生かした水墨画の文化が発達しました。

室町時代に雪舟、狩野正信などが描いた作品は、北宋の系譜に連なるものです。
雪舟や狩野正信らが日本独自の技法で水墨画を描かくようになり、雪舟や狩野派が、室町時代末期から江戸時代まで続く、日本水墨画の主流となりました。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

中国美術の昔の玉で出来た湯冷ましを茶道具出張買取依頼を頂き、お譲り頂きました。

写真が13枚あります。くわしくはこちら 中国 骨董品 の湯冷ましで、時代は清朝時代の作品だと思われます。可愛いモチーフで、丁寧に彫られた昔の 職人技 が光る湯冷ましで、色味 も素晴らしい 逸品 で買取ました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物で、傷んでいるところはありません。ご覧のように細部まで丁寧に作られており、非常に出来の良い作品で高価買取させて頂きました。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 湯冷ましについて少し説明します。 お茶に使用する湯を冷ますための茶器で、湯の温度を効率良く下げるため底より口の方が大きく作られています。日本独特のお茶である玉露は60℃前後が適温ですが、ティーポットややかんで沸かしたてのお湯は熱いので、美味しくお茶を頂くのに方法として湯冷ましが作られました。湯冷ましは日本独特のお茶の玉露を最高の状態で美味しく飲む道具として作られ、日本が考えた独自の茶道具です。