販売商品 product

品番:X-2153

価格:売却済

茶碗

この 刷毛目 の茶碗は、味わいがあり形も面白い逸品です。
保存状態 も良く、日本の時代的には江戸時代から明治時代頃に作られた 逸品 です。
よくある作品ですが 伝承 された昔の職人技が見られ、丁寧に造られた逸品で 茶の湯 では好んで使われてきた茶道具でしょう。
日本は島国でこのように 交易 や貿易で伝来した工芸品も多く見られます。
共箱 ではなく、合わせ箱が付いております。

この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。
直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。

刷毛目茶碗とは、高麗茶碗の一種で、李朝初期の南鮮一帯、多くは全羅南道の務安や忠清南道公州郡の鶏龍山にて焼かれたとされ、三島と同様に、雲鶴に次いで古いと考えられています。
刷毛目は、陶器 の加飾法の一種で、泥漿にした化粧土を、刷毛や藁を束ねたもので 素地 に塗り、塗り目の現われたもののようです。
本来はこのような逸品ですが、ただ刷毛目の最近の作家が作られた逸品も刷毛目 茶碗 と呼ばれています。

刷毛目(はけめ)とは
化粧土を刷毛で塗る 技法 のことです。 主に白い化粧土が使われ、ぐるりと白化粧を塗りまわす手法が一般的です。 もともとは鉄分の多い黒土を、白く装飾する目的がはじまりといわれます。 また作品全体を化粧土に浸けると、多くの水分と密閉による破損が起きやすくなります。そこで部分的に白装飾をする刷毛目が生まれたとも考えられています。このように白土で装飾する刷毛目は白化粧の一種でもあります。ただし刷毛目の多くは部分的に白化粧を施すもので、全体を白化粧する粉引(こひき)とはまた違った味わいがあります。刷毛によって模様が変わる面白さがあり、現在でもたくさんの刷毛目作品が作られています。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

綺麗な漆芸作品の蒔絵が描かれた、茶道具の棗の茶道具宅配買取を頂きお譲り頂きました。

写真25枚あります。くわしくはこちら この作品は昭和初期頃作られた漆芸作品の岡本漆専堂の茶道具の平棗で買取ました。非常に 細密 な蒔絵が施され、伝承 された素晴らしい 職人技 が冴える逸品です。内側も底部も非常に細かく丁寧に 梨地 の 蒔絵 が施されており、内側には「表千家 即中斎宗匠」の 花押 があり買取ました。表千家 即中斎宗匠の 書付 が付いており、「桐蒔画  平棗」と 銘 が付けられた漆芸作品です。岡本漆専堂の作品ですが、蒔絵 の 技巧 が素晴らしい漆芸作品で、現在では見られない高度な蒔絵技術を駆使した昔の職人技が素晴らしい 棗 です。岡本漆専堂(おかもとしっせんどう)は、京都を代表する 老舗 の 漆器 店で、茶道具や高級 漆器 を製作しています。表千家とゆかりが深く、茶道に貢献してきました。採光の加減で白く光っておりますが、非常に 保存状態 の良い未使用品の ような逸品で、二重箱の共箱が付いております。 日本の漆塗につて 漆器は、奈良時代に中国から、螺鈿、平文、漆皮、漆絵、乾漆 などの技術が伝わったとされています。その後、日本特有の漆器の 技法 を発展させ、素晴らしい作品が作り出されました。漆器といえば、輪島塗 が一番有名です。その他にも、日本国内には多くの 漆器 の産地があります。その他、蒔絵 で有名な金沢漆器、何重にも塗り重ねた馬鹿塗で知られる津軽塗、軽くて丈夫な山中漆器など、それぞれの地域の中で育まれてきました。それぞれ、作り方や漆の塗り方など、独自の技術を持ち、特徴のある製品を作っています。