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価格:売却済

刀装具 縁・柄頭 武将

縁 横幅約 3.7cm 縦幅約 2cm  厚み約 1cm
柄頭 横幅約 3.4cm 縦幅約 1.6cm  厚み約 0.5cm

今回以降数回にわたり掲載させて頂く刀装具は、競り市やオークションで買い受けた作品では無く、明治時代の コレクター のお孫さんより、一括で直接買い受けた品物で、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
そのような作品で、日本美術刀剣保存協会の認定証は取っておりません。

時代は江戸時代のものだと思われます。
小さな作品ですが、赤銅 の地肌に石目地の地模様の 彫金細工 や、武将と馬の象嵌細工細密 で丁寧に施され、伝承 された日本ならではの 職人技 の素晴らしさが窺える 名品 です。
作品には「利寿」と が入っており、江戸時代中期を代表する名工、奈良利寿の作品で、最近では殆ど見る事のない江戸時代の 逸品 です。
長年の時代を経てきた重みのある風格が見られる作品で、ご覧のように、保存状態 の良い品物です。
採光の加減で白く光っております。

奈良利寿(寛文7年(1667)~元文元年(1737))
江戸時代中期の奈良派の装剣 金工家。通称は太兵衛。土屋安親、杉浦乗意と並び、奈良三作と称された。
江戸に生まれ、奈良派3代奈良利治の弟子ないしは同派4代奈良利永の 弟子 となる。
人物図や花鳥図などの縁頭の制作を主とした。はわずか程であったが、独特でかつ粗密を意識的に使い分けた「高肉彫り」と呼ばれる 技法 で上記の奈良三作の中で最も優れた作品を制作した 金工師

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買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

骨董品宅配買取で加藤卓男の作品をお譲り頂きました。

加藤卓男 正倉院復元三彩櫛目手付花入 高さ約20cm 幅約9cm 共箱 この作品は正倉院復元三彩櫛目手付 花入 で、比較的沢山作っておりそれほど高価な物ではありません。加藤卓男ならではの独創的な造形で、青釉や三彩、ラスター彩の出来の良い 逸品 は、高価買取させて頂きますが、この作品では買取価格は15万円前後でしょう。綺麗な共箱で傷んでいる所も無く、保存状態 の良い作品です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた 骨董品 ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 加藤卓男について少し説明します。 加藤卓男は人間国宝の 陶芸家 で、20年にわたり古代ペルシア 陶器 の 技法 を研究し、復元に成功しました。加藤卓男は、古代ペルシア陶器に魅せられ研究し技法を解明、青釉やラスター彩の復元に成功しました。青釉や三彩、ラスター彩の出来の良い 名品 は、高価です。特に 晩年 に作られた、釉薬 が玉虫色に輝くラスター彩の逸品は高価です。