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品番:X-2076

価格:売却済

水指

上りも良く、綺麗な染付で茶人が好きそうな作品です。
保存状態 も良く、未使用品に近い作品で大切に使用されてきた 水指し です。
綺麗な 共箱 が付いており、茶の湯では好んで使用される 逸品 だと思われます。
この 水指しは日本の時代で言いますと江戸時代頃に作られた 陶磁器 の水指です。
黒塗の蓋も付いており、茶の湯 では夏のお 茶会で好んで使われていた逸品らしく、保存状態 も良く傷んでいる所はありません。
この逸品は  古陶器 で、中国や韓国で作られた昔の透明感のある青磁や 白磁の陶磁器なら非常に高価に買取させて頂けるでしょう。
茶の湯 の茶人はこのような趣のある染付の作品を好まれるようで、茶道具 には多くの種類の 諸道具 が残されています。

祥瑞の陶磁器とは、中国 景徳鎮窯(けいとくちんよう)で明(みん)代末期の崇禎(すうてい)年間(1628~1644)、日本からの注文によって焼造された異色な染付磁器。緻密(ちみつ)な白磁胎に鮮やかな青藍(せいらん)色の染付で文様を表した上質な焼物で、作品の底に「五良大甫呉祥瑞造(ごろうたいほごしょんずいぞう)」という染付銘があるところから、日本では一般に祥瑞と称しています。
遺品の多くは日本のわび茶の道具で占められ、水指、反鉢(そりばち)の大作から、茶碗(ちゃわん)、香合(こうごう)、茶器、茶巾(ちゃきん)筒などの茶具、徳利、酒呑(ぐいのみ)、台鉢、手鉢、輪花鉢、向付(むこうづけ)、皿などの懐石道具があるほか、まれに香炉燭台(しょくだい)、書鎮などの文房具もあります。
いずれも造形からみて明らかに日本の茶人のための特製品であり、形は注文に応じながら、絵付の文様はほとんどすべて中国原図に従って、中国意匠を盛っているところに、奇をねらう茶人の着想があったようです。
この文様の一部に緑・赤などの上絵彩を施したものは色絵祥瑞ともいいます。
また銘文の「五良大甫呉祥瑞」とは呉家の家の五男の長子という意味であり、呉姓を名のる景徳鎮陶工の作であると推測されます。
兵庫県芦屋(あしや)市の滴翠(てきすい)美術館には、明最末期の作とされる崇禎8年(1635)銘の染付茶巾筒が蔵されています。

買取実績 PURCHASE RECORD

老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。

骨董品宅配買取で加藤卓男の作品をお譲り頂きました。

加藤卓男 正倉院復元三彩櫛目手付花入 高さ約20cm 幅約9cm 共箱 この作品は正倉院復元三彩櫛目手付 花入 で、比較的沢山作っておりそれほど高価な物ではありません。加藤卓男ならではの独創的な造形で、青釉や三彩、ラスター彩の出来の良い 逸品 は、高価買取させて頂きますが、この作品では買取価格は15万円前後でしょう。綺麗な共箱で傷んでいる所も無く、保存状態 の良い作品です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた 骨董品 ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。 加藤卓男について少し説明します。 加藤卓男は人間国宝の 陶芸家 で、20年にわたり古代ペルシア 陶器 の 技法 を研究し、復元に成功しました。加藤卓男は、古代ペルシア陶器に魅せられ研究し技法を解明、青釉やラスター彩の復元に成功しました。青釉や三彩、ラスター彩の出来の良い 名品 は、高価です。特に 晩年 に作られた、釉薬 が玉虫色に輝くラスター彩の逸品は高価です。