唐物の茶道具
昔は日本の
茶道具 が一番高価なお道具でしたが、それら高価なお道具を買えない人々が安価な中国や大陸の茶道具を輸入し購入されていました。
また一方日本の
茶の湯 では、大陸の庶民が日常使っていた雑器の
高麗茶碗や
井戸茶碗に素晴らしい景色や味わい深さを見つけて特別高価な名品としていました。
しかしこれらの大陸渡りの
唐物 は作者不明が普通で作者名は作品にはありません。
このような品々を査定や
鑑定 するのは非常に難しく、一般的に茶道のお
家元 の書き付けや、
千家十職 やそれぞれ専門分野の方々の証明書や書き付けをして貰うのも一つの方法で、その様な
書付 があれば貴重な
名品 や
逸品 として価値が出てきます。
また最近では中国骨董品や
美術品 が人気があり、ここ10年ほど前から話題になった分野で、数年前までは二~三拾万の品物が数百万円、時には数千万円になっております。
このような唐物の
茶道具をお持ちのお客様は信頼のある骨董店や茶道具店にご相談されればと思います。