買取実績 buy

大阪まで出張させて頂き、綺麗な蒔絵の棗やお茶道具などを売却頂きました。

売却例の説明
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直径約 6.5cm 高さ約 6.7cm

大阪府四條畷市にお住まいのお客様で、昔からある 古道具諸道具 の整理をされておられましたが、どの品物が骨董品なのか 茶道具 なのか、高価な品物か安価な品物かも分からず、専門の骨董店ならと思われ、インターネットで当店のホームページをご覧になり、メールを頂きました。沢山の写真をラインでお送り頂きましたが、近くなので直接拝見し説明させて頂いた方が良いと思われ、出張買取させて頂きました。練習用の逸品も多くありましたが、ゆっくり説明させて頂き、納得してお譲り頂きました。

材質は木製で、時代は昭和時代です。京都で三代続く塗師 川瀬表完の作品で、共箱が付いております。蒔絵で梅の花が丁寧に描かれており、たいへん美しい  です。内側には 梨地 が施されており、日本の昔の 職人技 が冴える素晴らしい逸品です。また、蓋の内側と立ち上がりの部分には 繊細 な蒔絵が描かれており、職人の粋な技が見られます。採光の加減で白く光ったり、背景が映り込んだりしておりますが、保存状態 の良い未使用品に近い作品です。このような茶道具の蒔絵の棗、買取りさせて頂きます。

棗は、抹茶を入れる茶器で、茶の湯 における代表的な茶道具です。名前は、植物のナツメの実に形が似ていることから茶器で棗と呼ばれるようになりました。鮮やかな青緑色の薄茶を入れる塗物の器を薄茶器と言い棗は一般的にこの薄茶器の総称です。棗の素材としては、木地が多く用いられております。千利休好みとされる棗が茶人の間で用いられるようになり、江戸時代には 薄茶器 として茶の湯でよく使われるようになりました。そして、現在のように豪華な蒔絵が施され、大棗・中棗・小棗・平棗といろいろな棗が出来ました。

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