買取実績 buy

富山県まで出張させて頂き、日本画の巨匠伊東深水の掛軸をお譲り頂きました。

売却例の説明

家族旅行で祇園に来ておられ、骨董街を見学されたついでにお立ち寄り頂いたようです。当店の店頭に並んだ 骨董品茶道具 の多さに驚かれたご様子で、細工や質の良い高価な品物をご覧になっておられました。当店でも丁寧に説明をさせて頂きました。数日してご自宅に戻られて、売却依頼のお電話を頂き、富山県小矢部市までお伺いしてお譲り頂きました。いろいろな 諸道具日本画 を売却頂きましたが、今回は伊東深水の 名品 をご紹介します。

伊東深水(明治31年~昭和47年)の 美人画 で、大きさ約42×51㎝の 紙本岩絵具で描かれております。軸装 になっており、共箱 で東京美術倶楽部の鑑定証が付いております。雪が積もった梅の花を見つめ、春を待ちわびているかのように物思いにふける艶やかな美人画が描かれており、浮世絵 の伝統 技法 を取り入れた 画風 で当時の女性像がリアルに表現されています。着物の図柄も丁寧に描かれており、シミ・汚れ等無く、非常に状態の良い掛軸です。

伊東深水は、師の鏑木清方上村松園と並び、美人画の三 巨匠 と称される近代日本画を代表する美人画家です。中年から 晩年 の美人画は人気があり、特に 日本髪 を結っている美人画は高価に取引されています。特に「此君亭」の 落款 を用いた時期の作品は高く評価され、特別高価買取させて頂けます。晩年の上手の美人画なら、一千万円を超える買取価格になることもありますので、伊東深水の作品をお持ちのお客様は、古美術やかたにお気軽にご相談ください。(No.115)

伊東深水売却の詳しい説明はこちら

日本画売却の詳しい説明はこちら

掛け軸売却の詳しい説明はこちら