島根県のお客様より宅配で数点の骨董品をお譲り頂きました。
売却例の説明
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「随分昔の話ですが、私は次男で母が分家になるので、我が家は出雲市の重要文化財に指定されている日御碕神社近くの何代も続いた家で、一つぐらい骨董品か茶道具を持って行きなさいと、お裾分けで四～五点頂いた品物の一点です。何気なく置いていましたが、趣味も無く自宅には似合わないので、実家には悪いと思いましたが、この際処分しようと思い古美術やかたさんに相談させてもらいました」と話され、今回の買取依頼を頂きました。
昔中国では、このようにくり抜いた作品が作られていました。底部に乾隆年製と銘が入っておりますが、この作品は後で最近中国で作られた逸品で、彫る技法も簡単に施されております。乾隆年製とは、日本の時代にすると江戸時代の逸品で、本当に乾隆年製の作品なら非常に高価な買取価格です。この作品は後づくりでお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。
場所柄当店では、一日100名近くのお客様にご来店頂いておりますが、アジアや中国のお客様にも一日２０～３０名のお客様に来店頂いております。もともと中国国内には自国の 美術品・骨董品 が残っておらず、また後づくりの偽物も多くあり、このため、中国の方にとって本物の 中国美術 はたいへん貴重です。昔日本の茶人が輸入した中国の品物を買い戻しに来ておられ、中国美術の入荷をお待ちのお客様も多数いらっしゃいます。