買取実績 buy

広島県のお客様に出張で来店頂き、茶道具の永楽善五郎の菓子鉢をお譲り頂きました。

売却例の説明
写真が7枚あります。くわしくはこちら

自宅でインターネットを見て、当店が古美術 骨董品 を沢山販売しているのを知られ、広島県より出張で来られた時に、ついでに 茶碗茶道具 を数点お持ち頂き、買取させて頂きました。祇園は日本でも有名な観光地の場所柄、急に来店頂くお客様も多くおられ、帰られてから注文を頂いたり、買取依頼で作品の写真をお送り頂く事がよくあります。この祇園骨董街は、多くの古美術骨董店が並んでおり、やはり日本一の骨董街だと自負しております。

明治時代生まれの永楽妙全(1852〜1927)の作品で、赤絵陶磁器 の菓子鉢です。はなやかな色彩の赤絵でお抹茶の 茶の湯 では好んで使われているようです。このような赤絵は明時代末に中国で焼かれた 呉須 赤絵を再現した一品で朱、緑の色合い、見込みに面白い絵が描かれており、雅味ある作となっております。菓子鉢としてはもちろん、筑前煮などの盛鉢としても是非おすすめです。菓子器 に懐石の鉢等に季節を問わずご使用できます。このような使いやすい陶磁器は、最近では煎茶道具として、また中国茶にも使われているケースがあります。保存状態 の良い作品で外観部分は未使用品に近い 逸品 です。

永楽妙全の説明を少しさせて頂きます。本名は悠。夫は永樂得全。息子に永樂正全。善五郎を襲名していないが、作品への評価は高い。作品に「善五郎」と記し、朱で「悠」の字を押印しており、「お悠さんの朱印」として親しまれている。茶道の復興期に千家 家元 の好みものを数多く作り、三井家の保護も受けながら、永楽家を支える。

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