骨董品売却依頼で、横浜市中区まで出張させて頂き、浮世絵や茶道具をお譲り頂きました。
売却例の説明
何代も続いたお宅で、骨董品や茶道具を改築の為に整理をされていて次世代に継承したい品物と、売却したい品物を区別しておられ、作品の評価や整理をして欲しいとお電話を頂きました。東京美術俱楽部に出張があり、ついでといったら怒られますが、横浜の中華街近くのお宅でしたので出張させて頂きました。「駄目だと思っていた 版画 が高価にお引き取りして頂き、古美術やかたさんの説明に納得致しました、さすが祇園骨董街のお店ですね、安心しました。」と話され、喜んで頂きました。
歌川国芳の浮世絵で、春の雪解図です。三枚続きの 木版画 で、大きさは各38×26cmです。印により、安政2年12月に刷られた作品だと分かります。歌川国芳は、江戸時代後期を代表する 浮世絵 師です。初代歌川豊国の門人で、パワフルな武者絵やユーモラスな戯画を描いて大衆の喝采を浴びました。国芳の作品の中で、最も人気があるのは動物を擬人化した戯画ですが、今回は 美人画 の浮世絵を紹介します。その他に、葛飾北斎、喜多川歌麿、東洲斎写楽などの版画も買取価格が百万円を超えるものもあり、役者の 大首絵 や春画なども人気で、高価買取させて頂きます。
浮世絵版画は、太首や 役者絵、また美人画や 風景画 といろいろな作品がありますが、日本の 骨董品 のなかでも、世界の人々に人気があり、最近では非常に高価な価格で取引されています。やはりグローバルな世界では、世界中で人気がある作品が 愛好家 や コレクター に喜ばれています。特に江戸時代の浮世絵版画は、人気があり、この数年の間に非常に高価な日本を代表する骨董品となりました。(No.8-)