骨董品売却依頼で、辻村唯の作品を松江市より宅配でお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が17枚あります。くわしくはこちら
横幅最大約 9.9cm 高さ約 15cm
松江城の近くの島根県の高齢の女性のお客様ですが断捨離をされており、以前に購入された 逸品 を売却したいと思われ、インターネットで当店のホームページをご覧になりお電話を頂きました。当店では沢山の 骨董品 や 茶道具 を価格表示し販売しているので、当店では売却頂くときに販売価格を提示して売却価格を決定しており、その事が気に入られ、安心してお電話を頂いたようです。ラインで写真をお送り頂き、売却価格を決定して宅配でお譲り頂きました。
この作品は著名な作家の辻村史朗の長男、辻村唯（昭和50年～）の徳利です。共箱 で共布が付いております。独特のふっくらとした形が美しい品物です。蒔絵や絵付けはありませんが、自然釉 が美しく、風格や趣きがあります。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように綺麗な品物で 完品 です。昔の 職人技 が素晴らしい 古陶器 の作品は、高価にお譲り頂けます。
作家の作品を売却する場合の注意点を少し書いておきます。最初に買われたときに入っている箱を共箱と言います。共箱には作者の 花押 落款 が書かれており、またその作品の題名やゆわれが書かれています。この箱は大切な箱で、作品の保証書の代わりにもなり、共箱があるのと無いのとでは、買取価格は倍以上違う場合もあります。そして作家の名前で相場価格の問い合わせをよく頂きますが、やはり時間をかけて作った名品と簡単に作られた逸品とでは売却価格に大きな差がでます。また独自の境地に達して、晩年に作られた 名品 は特別高価買取出来る作品が多くあります。