この林 武の作品は、絹本に油彩で描かれ、大きさは約24センチ×約27センチです。1950年以降に絢爛豪華な作風で描かれた薔薇や富士山は買取価格が数百万円の名品もあります。
この林 武の作品には、東京美術俱楽部の 鑑定 書が付いております。林 武は、戦後の1940年代後半から60年代にかけて、少女、花や 風景画 は特に人気で、特別に高値でお譲り頂けます。
幹子夫人は林 武の画業の進展に献身的に尽くし、その夫婦愛はしばしば世評にあげられたと言われています。長い不遇時代でしたが、遅咲きの53歳のときに「梳る女」が1949年、第1回毎日美術賞 受賞 し高い評価を得ており、その後の作品が人気です。
短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする 作風 により買取価格は変わってきます。一般的には、若年 の作品より、晩年になり、全盛期 の独自の境地を築いた作品が人気で、高価買取対象です。作家の作品は、その時の時代や流行、また新しい作家に人気が移ったりで、価格が大きく変動します。