熊谷守一のこの作品は、紙に墨で描かれた簡単な作品です。熊谷守一は人気があり、一般的な作品でも買取価格が数百万円の作品もあります。
大きさは高さ約31センチ×幅約40センチで、昭和33年頃に描かれた共箱で作品です。
熊谷守一は、花や虫、猫、風景などを極限まで単純化した形態にして描いており、高価に買取させて頂きます。明るい色調と赤い輪郭線の特徴的な作風が人気で、晩年の肉筆油絵は買取価格が数百万円以上の買取価格になることもあります。晩年の油絵作品は板に描かれているものが殆どで、表面は引っかいたような独特の質感になり、「クマガイモリカズ」とカタカナでサインが描かれております。
また、昭和13年頃から描き始めた水墨画も人気があり、高価買取対象です。
短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする作風により買取価格は変わってきます。一般的には、若年の作品より、晩年になり、全盛期の独自の境地を築いた作品が人気で、高価買取対象です。
作家の作品は、その時の時代や流行、また新しい作家に人気が移ったりで、価格が大きく変動します。
熊谷守一の作品は人気があり、入荷をお待ちのお客様もおられ、売却をお考えのお客様、お気軽にご相談下さいませ。(No.20)