この作品は鈴木蔵の得意とする志野焼茶碗で、このような名品は人気があり、当店では相場に関係なくお買い求め頂くお客様より直接注文を聞いておりますので、お客様の要望で買取価格を決定出来ます。
大きさ約10×14センチの鈴木蔵らしい志野茶碗で、共箱 が付いております。鈴木蔵は若い頃から研究熱心で、現在でも志野独特の白色の釉薬の原料である長石に対して研究を重ね、陶芸 を続けています。志野焼 の中でも鉄釉の赤発色が力強く格式高い晩年の陶芸作品は高価買取させて頂きます。
このような作家の作品は、短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする作風により買取価格は変わってきます。一般的には、作家本人の特徴が出ていない 若年 期の作品(前作)より、独自の 作風 が確立した 晩年 の作品が人気で、高価買取対象です。しかしながら、その時の時代や流行、新しい作家に人気が移ることもあり、価格が大きく変動します。(No.70)