十四代 酒井田柿右衛門の濁手大皿です。当店では販売価格をお客様に提示して、買取価格を決定しており、その販売価格はホームページや店頭で表示しております。お譲り頂くお客様に、納得頂くことを第一と考えております。
十四代 酒井田柿右衛門の代表的な濁手作品で、直径約36センチの大皿です。展覧会の出品作品で、共箱が付いております。柿右衛門の作品は、絵の空間が広く、濁手素地と呼ばれる、柔らかく温かみのある乳白色の素地が特徴です。
柿右衛門の作品は「濁し手」の本人作と工房作品の「窯物」に区別されてされています。本人作の「濁し手」柿右衛門では、作品の底には何も書かれておらず、高価買取対象です。工房作品には、作品の底に「柿右衛門」と青い字で書かれており、数物 で買取価格は安くなります。
作家の作品は、短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする作風により買取価格は変わってきます。一般的には、作家本人の特徴が出ていない 若年 期の作品(前作)より、独自の 作風 が確立した 晩年 の作品が人気で、高価買取対象です。しかしながら、その時の時代や流行、新しい作家に人気が移ることもあり、価格は大きく変動します。
十四代 柿右衛門の作品は人気があり、買取価格が数百万円の作品もありますので、売却をお考えのお客様、お気軽にご相談下さいませ。(No.72)