加藤卓男の代表的なラスター彩陶筥です。加藤卓男の出品作品や逸品は過去に百万円を超える価格で取引されたこともありますので、売却をお考えのお客様は、是非お問い合わせ下さい。
大きさ約8×19センチの加藤卓男のラスター彩双鳥文陶筥で、共箱が付いております。加藤卓男は研究のためにイランの窯址を訪れ、そこで古代ペルシア陶器に魅せられ研究し、技法を解明して青釉やラスター彩の復元に成功しました。また 正倉院 三彩の復元事業にも参加し、復元に成功しており、平成7年には「三彩」で人間国宝に認定されました。加藤卓男の青釉や三彩、ラスター彩の名品は人気があり、特に晩年に作られた、釉薬が玉虫色に輝くラスター彩の逸品は高価買取させて頂きます。
このような作家の作品は、短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする作風により買取価格は変わってきます。一般的には、作家本人の特徴が出ていない 若年 期の作品(前作)より、独自の 作風 が確立した 晩年 の作品が人気で、高価買取対象です。しかしながら、その時の時代や流行、新しい作家に人気が移ることもあり、価格は大きく変動します。(No.28)