岡部嶺男の織部焼花入です。当店ではお買い求め頂くお客様より直接注文を聞いており、相場に関係なく買取価格を決定出来ますので、売却をお考えのお客様は、お気軽にご相談下さいませ。
岡部嶺男らしい織部焼の一輪差の花入で、大きさ約21×10センチ、共箱 が付いております。岡部嶺男は、加藤唐九郎の長男で、織部焼や志野焼、黄瀬戸など地元の伝統 技法 をもとに作域を広げ、器体の全面に縄文を施した 織部焼 や 志野 の作品は、極めて独自性が強く高い評価を得ています。また、晩年に作られた「粉青瓷二重 貫入」や黄褐色の「窯変 米色青瓷」は、買取価格が数百万円の作品も多くありますので、売却をお考えのお客様は、是非古美術やかたにお問い合わせください。
このような作家の作品は、短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする作風により買取価格は変わってきます。一般的には、作家本人の特徴が出ていない 若年 期の作品(前作)より、独自の 作風 が確立した 晩年 の作品が人気で、高価買取対象です。しかしながら、その時の時代や流行、新しい作家に人気が移ることもあり、価格は大きく変動します。(No.48)