岡部嶺男の面白い織部焼の壺です。当店では販売価格をお客様に提示して、買取価格を決定しており、その販売価格はホームページや店頭で表示しております。お譲り頂くお客様に、納得頂くことを第一と考えております。
岡部嶺男らしい青織部の 壺 です。大きさ約14×19センチで、共箱、塗蓋が付いており、御茶道具の水指として使用されていたようです。岡部嶺男は、昭和時代を代表する 陶芸家 で、若い頃は 織部焼 や志野焼など地元の伝統 技法 をもとに作っていましたが、晩年は 青磁 の研究に情熱を燃やし、南宋官 窯 を倣した 貫入 のある青磁を完成させました。
このような作家の作品は、短時間で簡単制作された作品と、時間をかけた力作、またデザインや種類、得意とする作風により買取価格は変わってきます。一般的には、作家本人の特徴が出ていない 若年 期の作品(前作)より、独自の 作風 が確立した 晩年 の作品が人気で、高価買取対象です。しかしながら、その時の時代や流行、新しい作家に人気が移ることもあり、価格は大きく変動します。
岡部嶺男の作品は人気があり、出品作品や晩年の 名品 は買取価格が数百万円の作品も多くあります。古美術やかたでは相場価格に関係無く、岡部嶺男の作品の入荷をお待ちのお客様も多くおられますので、売却をお考えのお客様は、お気軽にご相談下さいませ。(No.44)