骨董品売却依頼で、石川県小松市のお客様ですが、観光ついでに祇園に来られ日本画で有名な岸駒の弟子で岸良の掛軸をお譲り頂きました。
売却例の説明
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全体 縦幅約 190cm 横幅約 54cm
本紙 縦幅約 115cm 横幅約 45cm
「昔に 古道具 や 美術品 は処分して自宅には何も無いと母から聞いていましたが、古い何か分からない昔の茶道具や 掛軸 が出てきたので、京都の骨董店に鑑定して頂きたいとインターネットでホームページを見て来ました」と話され石川県から来店頂きました。一点だけや、二点程の品物をお持ち頂く場合が最近では多くあります。こんな物、あんな物と思わず、遠慮せずお持ち頂ければ買取の相談させて頂きます。古道具は面白い 金工作品 でしたが、先に虎の掛軸を紹介させて頂きます。
この掛け軸は、著名な作家の岸駒の 弟子 で岸良(1798年~1852年)の作品です。やはり岸駒は虎の絵が上手で、弟子の岸良も虎の絵が好きだったようです。この掛け軸は 紙本 で、岸良は江戸時代の 画家 なので、当時の古い表具裂を使われ、趣のある掛軸です。保存状態 も良く、昔の和室に似合う 逸品 で、このような虎の図はアジアのお客様や外国のお客様にも人気があり、高価にお譲り頂けます。
人気のある掛軸のお話をさせて頂きますと、最近では中国の 掛軸 が人気で、呉昌碩、斉白石、王一亭、徐悲鴻、張大千など高価買取できる作家が多くあります。また、昔の掛軸では、平安時代から鎌倉時代にかけて書かれた古筆、江戸期以前の絵画を指す古書画なども高価な作品があります。作者の 銘 が読めない作品や分からない字が、書かれた掛軸等、素人判断しないで、諦めないで遠慮なくご相談下さい。
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