この作品は、加藤卓男の売却済みの作品で、新潟県三条市のお客様より宅配でお譲り頂きました。当店では売却頂いた品物は、販売価格を表示して販売しており、状態により販売価格の60%~70%でお引き取りさせて頂いております。
売却例の説明
突然お電話を頂き、「骨董品、美術品、茶道具の世界では、贋作や後作り、も多くあり簡単な世界ではなく、経験豊富な老舗骨董店で、査定や鑑定をして欲しくて電話させて頂きました」と話され、今回の売却依頼を頂きました。高価な骨董品、美術品、茶道具 は 老舗 骨董店にご相談頂くのが一番のように思われます。この作品の写真をラインでお送り頂き、新潟県三条市より宅配でお送り頂き、買取させて頂きました。
この作品は著名な作家の加藤卓男の作品で、大きさ約149×43センチで、共箱 が付いております。売却済みの品物ですが、紹介させて頂きます。加藤卓男は 人間国宝 の 陶芸家 で、20年にわたり古代ペルシア 陶器 の 技法 を研究し、復元に成功しました。ペルシア 陶器の研究に取り組み、幻の陶器といわれたラスター彩の再現に成功した。卓男ならではの独創的な造形で、青釉や三彩、ラスター彩の出来の良い 逸品 は、高価買取させて頂きます。
作家の名前で相場価格の問い合わせをよく頂きますが、同じ作家の作品でも 若書き と 晩年 の作品では、大きな差があります。また時代により趣向や流行によっても市場価格は変動します。作家自身の制作年代については、やはり晩年の一番得意とした独自の 技法 で作られた作品が高価です。このような世界で、古美術骨董の世界は難しく、長年の経験と知識が物を言い、鑑定士の資格も国家試験もありません。(No.74)