骨董品売却依頼で、明珍の兜をお譲り頂きました。さすが明珍の兜で、買取価格も百万円近い価格でお譲り頂きました。明珍の作品が、高価にお引き取りさせて頂けます。
売却例の説明
写真が20枚あります。くわしくはこちら
最大横幅約 35cm 最大奥行約 33cm
前立を入れた 高さ約 22.7cm
兜本体の高さ 約 17cm
地方のお客様から買取依頼のお電話を頂き、出張で自宅まで伺いました。長年放置されていたようで、埃だらけの裸の品物や段ボール箱やミカン箱に詰め込まれた 逸品 がありましたが、説明して買取させて頂きました。このなかでも、兜が面白いので先に紹介させて頂きます。材質は鉄製です。時代は江戸時代のものだと思われます。兜の内側に明珎宗久と 銘 が入っております。出来の良い彫金細工や 象嵌細工 も素晴らしい、 逸品 です。立物は普通に良くある作品ですが、型が綺麗で 鉄味 が素晴らしい兜です。時代を経てきた割には非常に 保存状態 の良い品物です。丁寧な彫金細工や象嵌細工が施されているので、少し説明させて頂きます。
日本の 金工品 や 刀装具、また 甲冑 で製作する際に必ず使われる製作 技法 が彫金細工です。その種類は、糸鋸や鏨で切り取った「透かし彫り」や、地金を彫り模様や図案・文字を入れる「毛彫り・片切彫」などの種類があります。また、地金の裏から大きく 打ち出し た後、表から細部を押さえていく「打ち出し」の技法もあります。本体の地金に意図する図案の溝を彫り、別の地金を嵌め込む技法が「象嵌」です。他には地金の表面に細かい目を入れ金箔や金糸を打ち込む「布目象嵌」などがあります。
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