骨董品売却依頼で新城市より池田桂仙の「牧童図」をお送り頂きました。
売却作品の説明
写真が16枚あります。くわしくはこちら
全体 縦幅約 204cm 横幅約 38.5cm
本紙 縦幅約 121cm 横幅約 27cm
この掛軸は著名な作家の池田桂仙の作品です。江戸時代のままの表具で、今では見られない面白い 裂 で 古代裂 が使われております。使われていた 逸品 ですが、保存状態 が良く美しい 色彩 の掛軸です。本紙 は 絹本 で、共箱が付いております。ご覧のように、写真4、5、6、7の部分には、蔵ジミが入っております。面白い図柄で、保存状態の良い昔の掛軸は買取させて頂きます。このお客様の新城市には日本の棚田百選の１つの段々畑があり、愛知県でも有名な地区で一度行って見たいと思っていました。そんなお宅より宅配でお送り頂きました。お電話では家は大きな家ですが、田舎の山奥で林業が仕事ですと話されていました。
掛軸 や 日本画 の説明をさせていただきます。一番大切な事は、共箱 であるかどうかです。共箱とは、一番最初に購入した時に入っている箱です。共箱は保証書の代わりになり、共箱が無いと半値以下になる作家の作品も多くあります。たとえ壊れていても、二度と手に入らないので、また直してもらったり出来るので、捨てないで保存して下さい。また、額に入った日本画は額の裏側に 共シール と言われる、名刺ぐらいの大きさの紙に、本人の署名捺印があり、絵の題名が書か出ています。このシールが保証書となり、共箱と同じように大切な保証書の代わりになるものです。
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